めまいはピルの副作用の一つですが、もしおさまらないようであれば他の病気の前兆の可能性もあります。

めまい

副作用の中でもマイナートラブルの一つのめまいは5%未満の確率と非常に低い発症率ですが、めまい以外マイナートラブルである吐き気や頭痛と繋がってる可能性が考えられます。ピルの服用に加え、寝不足や体調不良などでめまいを感じる状況もありますが、どんな症状でどんな対処法があるでしょう。

めまいの症状と要因

めまいの女性 めまいは厚生労働省の調査によると、約240万人の人が訴えていると言われています。自分の体が回っている、地球が回っている、ふわふわして足が地に着いていない感じがする、谷底に引きずり落とされるような感じがするなど、さまざまな症状があります。

そのめまいは、大きく分けると二種類です。まず自分自身の体がふらふらするような症状の浮動性めまいです。まっすぐ歩いたり、しっかりした姿勢をキープすることが困難の状況です。そしてもう一つが自分自身や周りがぐるぐる回ってるような症状の回転性めまいです。バランスがとりにくいため車など乗り物の運転は危険です。浮動性めまいは、重度の頭痛・手足の痺れ・ろれつが回らないなどの症状が見られますが、回転性めまいは、それに加え嘔吐・難聴・耳鳴りといった症状があります。

ピルの飲み始めや休薬期間などのホルモンのバランスが乱れる時、これらの症状が出ることがあります。また、めまいまでいかなくても、立ち上がった際ふらっとふらつく立ちくらみも中にはあります。少し休めばおさまる症状が大半ですが、急に動いたり無理に動くと危ないので、十分気をつけて下さい。

ホルモンバランスの乱れは、その後自律神経をも乱してしまいます。体のあらゆる機能をコントロールしている自律神経が次第に乱れてきます。そうなると、交感神経による筋肉の緊張状態が体の負担に繋がり、それによって血圧が上昇します。血圧が上がると、圧がかかってしまうため血管が厚くなり血管内が狭くなってきます。高血圧=血行が悪くなり、めまいが起こるという仕組です。脳の主要な血管に血行が悪いため血のめぐりが悪くなるからです。

さらには、卵胞ホルモンであるエストロゲンの影響でできるむくみが、内耳にもでき水が溜まってくることがあります。特に回転性めまいの場合は、三半規管を含むこの内耳の障害が原因のひとつと考えられています。この状況は平衡感覚がつかみにくくなりめまいを起こすという流れです。

他の病気の前兆

内耳の障害には、他にメニエール病などの病気の可能性もあります。メニエール病も回転性めまいが起こるのです。めまいだけが起こるケースと、難聴だけを感じるケースと、耳鳴りや耳に詰まった感じを受ける場合と、どこにどの程度水ぶくれができるかによって症状は違います。メニエール病の際のめまいは数十分~数時間続くケースが多いので、数秒~数十秒程度のめまいはメニエールでないケースが一般的と考えられています。

さらには、血栓症や脳腫瘍などはめまいが前兆の一つなので、症状が治らなかったり、だんだんひどくなっていくようなら医師に相談してください。大きな病気の前兆症状の可能性があるため、見逃さないように経過をしっかり見ることが重要です。

めまいの改善方法

一般的に大半はピルが体に慣れると症状がおさまることがほとんどになります。また、ピルの種類を変更してみることも一つです。第4世代のピルは発生率が1%未満と非常に低い確率です。ヤーズヤスミンといったピルがそれに該当します。

日常生活でも改善できることはあります。寝不足などの要因もありますが、めまいを感じたらできるだけ低い姿勢をとったり、動作をゆっくりおこない、またベルトなどを外し体に締めつけないようにリラックスした状態にすることがポイントです。食事面ではビタミンB・ビタミンE・ミネラル・鉄分などの栄養素が効果のあるものです。また、体を冷やす食品はなるべく避けた方がいいと言われます。

水分の補給も大事です。血流を良くするために「水」を飲むことは必須となります。また、ストレッチや柔軟体操、ヨガや入浴なども効果ありです。同じ姿勢は極力しないよう、軽く手足を動かすだけでも違いが出てきます。さらには、心身ともにストレスから解放してあげることです。なかなか難しいかもしれませんが、心身ともにゆっくりとリラックスできる自分なりのやり方を探してみて下さい。