ダイアン35は避妊効果はもちろんニキビ治療薬としても効果あり。アジア系女性向けで低用量のため副作用が少ないのも特徴です

■ダイアン35の詳細

ダイアン35はドイツの製薬会社バイエル社によって製造・販売されている低用量ピルです。もともとニキビの治療薬としてのみ認可されていますが避妊に効果があることが分かり避妊薬として服用されています。

【効果】

海とカップル ダイアン35には少量のエチニルエストラジオール(卵胞ホルモン)と酢酸シプロテロン(黄体ホルモン)の2つの有効成分が配合されています。卵胞ホルモンの中で最も強力なエチニルエストラジオールと抗男性ホルモンの中でも最も強力な男性ホルモン(テストステロン)抑制効果のある酢酸シプロテロン。女性化効果と男性化を止める効果が相まって、これらにより排卵を抑え、妊娠中に近いホルモンバランスにすることによって精子が着床するのを防ぎます。酢酸シプロテロンは他の低用量ピルには含まれていない成分です。これによって他のピルよりも強力に作用することで、ニキビやムダ毛を改善する効果が期待できるのです。さらには男性の生殖機能も早いうちになくなっていきます。

ニキビ・肌荒れ・体臭の改善

ダイアン35の最大の特徴と言ってもいい効果の一つがニキビの改善です。もともとは1987年にニキビ改善で認可されたのがこのダイアン35。男性ホルモンの働きが抑制され、皮脂分泌量が減少することでニキビができにくくなり、ギラギラした脂っぽい顔面に変化が出てきます。首、あご、口回りなどの大人ニキビに効果的です。また、女性ホルモンバランスが一定なので、肌荒れなど肌のトラブル改善が期待できます。ホルモンバランスの乱れで過剰に分泌されると、肌荒れなどの原因になります。皮脂分泌量が減少し水分量が増えると、きめ細かいなめらかな肌になり、肌を若返らせるというアンチエイジングも可能になります。さらに、皮脂分泌量が減ることで体臭などの匂いの改善もみられます。

避妊

卵巣では卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という主に2つの女性ホルモンが作られますが、この2つの分泌バランスが変化すると、排卵したり生理となります。ダイアン35は、体内の女性ホルモンの総量を増加させることによって、排卵を促す本来の女性ホルモンの分泌量を抑制します。すると、卵巣は排卵する必要がなくなり休眠状態となります。排卵が抑えられ、子宮内膜が厚くなることで受精卵の着床がしにくくなり、そして子宮頸管粘液の粘度が増し精子が子宮まで届きにくくなります。よって、ほぼ完全に避妊できるのです。

生理トラブル改善、婦人科系病気のリスク低下

排卵がされないため卵巣が休息できることから女性ホルモンの変動も平坦になります。よって、生理が規則的になり、頭痛や腹痛などの生理痛やメンタル的に不安になる月経困難症などに改善が見られます。また、子宮内膜を保護することで子宮内膜症や子宮体がんなどのリスクが低下し、排卵による卵巣の損傷が軽減するため卵巣がんなどのリスクも低下します。

※卵巣がんに対するピルの効果の詳細

ムダ毛改善・育毛効果・バストアップ

同じく男性ホルモンの働きが抑えられることで、多毛といった悩みも解決できます。逆に男性ホルモンが原因の脱毛症の改善、イコール育毛にも期待できます。また、体つきが女性らしくなり、副効用としてバストアップといった変化もみられます。

男性の女性化

他のピルに比べ男性ホルモンの抑制が強力なため男性の性同一性障害の治療に使われることもあります。本来は女性用のピルですが、男性の体を女性らしい体つきに変える働きがあります。全体的にふっくらとやわらかい肉がつき、胸ができます。そのため男性機能はほとんどなくなります。ダイアン35を止めても男性機能が回復することはありません。

【使用方法】

ダイアン35 ダイアン35は経口タイプの錠剤で1シート21錠です。一相性ピルで1種類のみなので飲み方は簡単、錠剤の飲み違いの心配もありません。避妊をはじめ幅広い目的で服用されていますが、避妊を目的とした場合を中心にお伝えします。

また、用法用量を必ず守ってください。誤った用法用量で服用すると、効果があらわれないどころか副作用を増幅させてしまう可能性があるからです。これは大切なポイントです。

用法・用量

避妊目的の場合、生理1日目から服用を始めます。服用開始日が一番わかりやすく避妊の効果も即日から得られるからです。1日1回1錠を毎日同じ時間に飲んでください。食事に影響のない薬なので、食前後などの決まりはありません。同じ時間に飲むということが効果を上げる大事なポイントです。これを21日間連続で服用し7日間休薬します。この合計28日間を1周期とします。出血の有無に関わらず、29日目(休薬した翌日)に2周期目をスタートさせて下さい。休薬期間が8日以上になると避妊効果が薄れてきます。それ以外の目的の場合、スタートはいつからでもかまいません。1日1回1錠の服用で同じ時間帯に飲むのは一緒です。ただし、女性化目的の場合、1日1錠2回を12時間おきに服用して下さい。

服用可能年齢

医学的には月経が始まっていれば問題ないようですが、未成年の場合は慎重に服用すべきです。乳がんや子宮がんの発症リスクが高まると言われてます。また、血栓症のリスクを考えると40才以上の方は血液検査をするなど定期的にチェックをしながら服用することをおすすめします。心配であれば医師に相談してください。さらに、閉経後の女性は服用しないでください。。

服用を忘れた場合

避妊目的の場合、飲み忘れが1~2日の場合は気が付いた時点で速やかに服用して下さい。3日以上飲み忘れがあった場合もその時点で速やかに服用しますが、避妊効果が薄くなるため他の避妊措置が必要です。それ以外の目的の場合、気づいた時点で服用して下さい。しかし、次の服用まで時間があまりあいていない場合は服用せず(1回休み)、次の服用時間に飲んで下さい。

服用の注意点

正しい服用方法を守ることでリスクを軽減させますのできちんと守りましょう。また、血栓症の可能性もあるので定期的な血液検査もお勧めします。血栓症のリスクは喫煙と関係してきますので、1日15本以上タバコを吸う方は服用しないで下さい。もちろん、服用中の喫煙は血栓症のリスクを高めるので避けましょう。妊婦、妊娠の可能性のある人、外科的避妊手術をした人、子宮を撤去された人も使用できません。また、高血圧、心臓病、肝臓病、腎臓病などの持病がある方は服用する前に医師に相談して下さい。

【副作用】

頭痛の女性 アジア人などの小柄な人に飲みやすいように配合されている薬なので、日本人が飲みやすい低用量ピルです。また、低用量のため副作用がこれまでより少ないこともダイアン35の特徴です。飲み始めに生理以外の出血(不正出血)乳房の張りや痛み、頭痛や吐き気が起こる場合があります。一時的なホルモンバランスの変化によるものだと考えられるので、しばらくしてホルモンバランスが安定すると症状は改善されます。薬を飲み忘れたり中断したりすると不正出血が起こるので注意が必要です。

男性が女性化のために服用する場合は副作用として、体重の増加、倦怠感、不眠症、筋力・体力の低下(女性らしい身体になるため)精巣への損傷(精子の奇形)がおこります。精巣への損傷があるということは、仮に受精したとしても奇形の胎児が生まれるかもしれません。服用をやめても男性機能が回復することはありません。覚悟を持ったうえで服用してください。

そして、頻度は少ないですが、ダイアン35には血液を固まらせる性質があるので血栓症のリスクが高まります。血栓とは血液の塊のことをさしますが、血管に塊が詰まってしまうのが血栓症です。手足のしびれ、息切れや頭痛などが初期症状として現れるので、万が一このような症状が現れた場合、医師へ相談してください。また、喫煙者の血栓症のリスクはさらに高まるので、喫煙は控える必要があります。

併用しない方がいいものですが、まずは胃腸薬です。併用すると吸収が悪くなる場合があります。吸収が悪くなると、予期せぬ妊娠や不正出血などが見られるので注意して下さい。また、ビタミンCを過剰に併用すると副作用を引き起こす可能性があがります。過剰に摂らなければ支障はありません。セントジョーンズワートやチェストベリーといったハーブは効果が下がるので併用は避けましょう。ペニシリン系・テトラサイクリン系といった抗生剤、ステロイド剤なども影響があるので避けた方が無難です。



電卓とお金 以前より副作用もかなり少なくなり使いやすくなってきた低用量ピルですが、その中でも効果が見られ人気なのがこの「ダイアン35」です。日本ではヨーロッパ諸国に比べると低用量ピルの普及率がかなり低いですが、正しい用法で上手に活用することで悩みからも解放され、ホルモンをコントロールするための有用なアイテムになります。

購入には値段的にもお得な通販がおすすめです。避妊目的だけではなくさまざまな特徴がありさまざまな目的で使われている「ダイアン35」の効果を感じてください。