ピルで卵巣がんを予防することができます!服用するのとしないのでは発症リスクにも差があります。

ピルと卵巣がん

ピル ピルの値段に差異があるように、効果も避妊だけとは限りません。月経前症候群(PMS)が緩和されたり、ニキビや肌荒れが改善されることもありますが、中でもピルの使用で卵巣がん予防ができることをご存知でしょうか?

排卵は女性にとって必要不可欠な働きではありますが、その度に卵巣に負担が掛かっています。ピルは人工的に排卵を起こさないようにするため、卵巣の負担を減らすことが可能になります。卵巣がんは毎月、何度も卵巣を傷つけられたり負担が大きすぎると発症するため、排卵抑制により予防することができます。服用で発症のリスクはおよそ30%低下します。その低下率は1年で5%、10年以上の継続で50%にも及びます。その効き目は服用を中断しても20年継続します。日本での卵巣がんの発症率は増加傾向にあるにも関わらず、薬が普及している欧米では減少傾向にあり、これはピルの普及率が関わっているとも言われています。
また、妊娠中は排卵がないため卵巣がんのリスクが低下します。子供を3人以上産むのは、ピルを5年以上飲むのと同等の効果があるとされています。他にも子宮体がんを予防することもできます。

そもそも卵巣がんは、子宮の左右にある卵巣で発症するがんです。
Silent Cancer(沈黙のがん)と言われ、本人に自覚症状がなく下腹部の圧迫感やしこり、尿意などの異変を感じ、病院に行ったときにはがんが進んでいるのが特徴です。発症の年代は、40歳代から徐々に増加し50歳~60歳代がピークです。原因は、未だしっかりと特定されていないですが遺伝や過去の乳がんや子宮内膜症の病歴の有無が関係しているとされています。また、妊娠・出産を経験していない人や初潮が早く閉経が遅い人は卵巣がんのリスクが高いとされています。

ピルを飲むことで予防が可能になりますが、日々の生活を見直すことも予防に繋がります。和食を中心とした野菜を多く使ったバランスの取れた食事、そして食べ過ぎず腹八分を心掛けることからはじめましょう。睡眠時間もポイントで、1日7時間以上の睡眠が望ましいです。ある研究では睡眠時間が6時間未満の人の方が、卵巣がんのリスクが高まると報告されています。他にも喫煙や過度の飲酒をしている方は、少しずつ控えるようにしていきましょう。生活の中のちょっとした意識を変えること、そして薬の服用で病気を防ぐことができます!ピルの値段は安く求めやすいものが多数あります。予防を考え1度試してみるのもいいでしょう。