ピルは外国では多くの女性に使われていて、普及率は日本の倍以上です。その違いは意識や教育が関係しています!

ピルの外国での普及率

お茶を飲む女の人 ピルの値段はお手頃で、効果が高いにも関わらず日本は外国と比べると、まだまだ浸透していません。
ひと昔前の日本と比べれば、人工妊娠中絶の状況は減少傾向にはありますがそれでも尚ピルは浸透しているとは言えません。
日本でのピル普及率がわずか1%と少ないのに対して、フランスでは41%・ドイツで37%・イギリスで28%と外国諸国では高い普及率です。
またフランスでは、若い世代の70~80%がピルを使用し、コンドームは6~7%しか使用されておらず女性が主体的に避妊するという考えが浸透しています。
アメリカでもフランス同様に、若い世代のピル使用率は高く10代で49%、20代前半で57%、後半で43%と高い数字です。
そして、ピルは当たり前のように多くの女性に浸透しています。
その違いは一体何でしょう?

意識の違い

意識の違い 日本でピルが解禁になったのは、1999年と遅く先進国の中で唯一禁止されてきました。
外国では、「中絶の多い日本でなぜピルを使用しないのか?」と以前から問題視されていましたが、解禁に至るまで長い時間が掛かりました。
そもそも日本人女性の多くは、避妊はコンドームという意識が強く外国人女性と意識に違いがあります。
日本人女性の多くは、控えめで自分の意思をハッキリと伝えることが苦手とされています。
そのため、避妊を男性任せにする場合が多く、自分の体は自分で守る!という意識に欠けています。
外国人女性の場合、男性がコンドームを使用しても破損や失敗も考えられ、きちんとした避妊ができません。
万が一の事態も想定して、自分を守るためにピルを使用しています。
また、日本のように男性が避妊すべきという考えではなく、女性も避妊するという考えが一般的で避妊をどちらか一方に任せきりにしていません。

考えの違い

考えの違い 日本ではピルを飲んでいると言うと「性欲が強い」「SEXが好き」と悪い方に捉えられることが多いです。
しかし外国であれば、ピルを飲んでいると言ってこのようなマイナスイメージで見られることもなければ驚かれることもありません。
日本では「性」に関する話題はタブー視されているわけではありませんが、どこか無意識のうちに「隠さなければいけないこと」「恥ずかしいこと」として考えられていることがほとんどです。
外国はその点、性に対してオープンな人が多くピルへの偏見もありません。
余談ではありますが、日本のピルに対する考えの低さは1990年代のエイズ問題で騒がれたのを例に見ることができます。
このとき、ピルの普及率が増加するとコンドームの使用率が下がりエイズが蔓延するという知識の低い考えが多くありました。
そして、ピルを悪く捉えることが多くなり普及率の低下にも繋がりました。

教育の違い

教育の違い

教育にも違いがあります。
外国では、幼少期から学校で性教育が行われコンドームやピルの使い方も教えています。
またドラッグストアで簡単に買うことができ、ピルは生活に浸透しています。
しかし、日本では個人輸入代行サイトを使わない限りは病院で処方してもらうしか方法がありません。

他にもピルはナチュラルな薬ではないため、副作用が恐い!と思う日本人女性が多いようです。
そもそも、ナチュラルな薬など存在しないですが、こういった認識も避妊に対する教育が不十分であるがために起こる知識不足が要因しています。

女性の体を守る最適な薬であるのに関わらず、日本ではピルに対する偏見や先入観が多いです。
ピルの値段は安く、安心して使える薬です。
ピルに対する知識を増やし、自分の体は自分で守りましょう。
外国のように避妊に対する意識が変われば、日本女性の避妊事情も変わりピルが多くの女性に使われることになるでしょう。