ピルは段階別、ホルモンの成分によって分類されています。

☆自分に合ったピルを選ぶ

自分に合ったピルを選ぶ ピルの中には、含有されているホルモン量の違いで高用量、中用量、低用量と分けられています。

基本的に高用量、中用量は、ホルモン量が体に対して多く含まれているため、ホルモン異常などの病気の治療として使われます。
かなりの副作用があるので、必ず医師の指示に従う必要があります。

避妊のために服用するとなると低用量ピル一般的ですが、低用量ピルの中にもたくさん種類があります。いったい何を基準に選んだら良いのでしょうか?

一番大事なのは自分と薬の「相性」です
ピルには黄体ホルモンと卵胞ホルモンが配合されていますが、その配合量によって一相性、二相性、三相性と分けられています。

一相性の低用量ピル

一相性は同じ配合量のピルを飲み続けるので、どれをのんでも同じなので順番を気にする必要はありません。
一定なホルモン量なので生理日の調整がしやすいのが特徴です。

主な薬→マーべロン・ダイアン35・ヤーズ

二相性の低用量ピル

二相性はホルモン量が2段階に変化します。
日本では製造が中止となりましたが、海外では販売されています。
自然のホルモン変化に近いため、月経前症候群などの症状の緩和に有効です。

主な薬→オイレズ

三相性の低用量ピル

三相性はピルによってそれぞれのホルモン変化の仕方があるので個人差があります。
3段階にホルモン量を変化させ、自然なホルモンバランスに近づけています。
これによって不正出血をおさえることができます。
ただし錠ごとにホルモン量が違うため順番を間違うと避妊効果が得られなかったり、不正出血がおこりやすくなります。
また、ホルモンバランスのずれが生じる場合あるので調整が必要となります。

主な薬→トリキュラー・オブラルL

薬ごとに含まれるホルモンの種類によっても第1~4世代と分類されます。
ホルモンの種類が違えばそれぞれ効果も異なります。

第1世代の低用量ピル

第1世代では黄体ホルモンであるノルエステロン系を使用しています。
子宮内膜の増殖を防ぐ効果があり、月経量が減るとされています。
気持ちを安定させる効果もあり、月経前症候群への効果が期待されています。

主な薬→ルナベル・オーソ777・シンフェーズ

第2世代の低用量ピル

第2世代は三相性ピルが多くよく処方されています。
卵胞ホルモンの量を抑えつつ黄体ホルモンの量も抑えるという研究が進みレボノルゲストレルという黄体ホルモンが使用されています。
出血量が最も少ないとされていて、日本でもシェア率がとても高いです。

主な薬→トリキュラー・アンジュ・リビアン

第3世代の低用量ピル

第3世代になるとピルの研究が進み欠点が改善されました。
デソゲストレルという黄体ホルモンが使われていて、男性ホルモンを抑制するのでニキビに効果があります。

主な薬→マーべロン、ダイアン

第4世代の低用量ピル

第4世代のピルは第1~3世代と異なり、卵胞ホルモンの量が通常だと50マイクログラム未満のところ30マイクログラム未満に抑えられています。
これによって副作用を抑えることができます。
ドロスピレノンという黄体ホルモンを配合したものも出てきました。
ホルモンが少ないことから、超低用量ピルと呼ばれています。

主な薬→ヤスミン・ヤーズ

このようにそれぞれの種類によって効果が違いますので、自分に合った効果のものを選ぶ必要があります。