アフターピルの常用は体に負担がかかるため行ってはいけません!ピルの常用は必要な時だけに行いましょう。

ピル常用のメリット

バンザイする女性 ピルは避妊だけでなく、さまざまな効果をもたらす女性にとってはありがたい薬です。ピルの効果は生理痛緩和・生理不順の改善・生理周期のコントロールや、ニキビの改善・婦人科系病気の予防など広い範囲に及んでいます。

これだけの効果のあるピルは、果たして常用していいものなのでしょうか?体への負担、副作用は大丈夫なのでしょうか?その不安をぜひここで解消してください。

常用をするメリット

心配されているかもしれませんが、ピルは常用しても安全なものです。基本的には長期的に服用するためとして作られているので問題はないとのことです。日本の風潮として、ピル=副作用の部分にフォーカスされがちですが、ピルにはたくさんの副効用があり、たくさんのメリットもあるのです。

まず、避妊目的の場合は常用しないと効果がありません。飲んだり飲まなかったりすることで避妊の効果は完全に下がります。1シート1ヶ月周期でしっかり毎日同じ時間に服用することで避妊率が99%以上まで上がるわけです。

また、常用することで生理痛の緩和が期待できます。それにともない出血量の減少も期待できます。生理周期も28日にピッタリと整ってきて、生理の開始日がわかるようになります。

低用量ピル以上に超低用量ピルはホルモン量が少ないので、副作用が心配な人はそちらをおすすめしますが、低用量でも副作用はあまり見られなくなりました。しばらく飲み続けることで、軽い副作用は症状が出なくなる場合がほとんどです

鏡を見る女性 子宮内膜症・子宮体がん・卵巣がんの予防にもなります。子宮内膜症は放置すれば悪化するだけですし、さらに悪化すれば不妊の可能性も高くなります。また、日常生活にも支障をきたすことでしょう。常用することでピルに含まれている黄体ホルモン(プロゲステロン)が子宮内膜を保護し、予防改善される可能性が高いのです。ピルによって排卵を抑制し卵巣を休ませることができるため、これらが可能になるわけです。無駄な排卵を抑えることで、卵巣の老化スピードを遅くしているわけです。ピルを常用する危険性より病気の症状を放置する方が圧倒的に危険性が高くはないでしょうか。ピルを飲み続けることで子宮の機能を弱めるというのは全くの誤解です。

乳房良性疾患・骨盤内感染症などの予防にも効果的です。子宮頸管の粘液に粘り度が増すことで、子宮への精子の侵入だけではなく細菌やウイルスの侵入までも防ぐ作用があります。卵管炎や骨盤内感染症などは、子宮内膜症同様に不妊の原因ともなりうる病気です。それを防ぐことで不妊の予防にも実は繋がるのです。

さらには、更年期の予防にもつながります。40代の服用は慎重に行くべきですが、20代や30代から服用を継続している人はそのまま更年期の予防に効果が見られることが多いです。それだけでなく、骨粗しょう症の予防にも繋がってきます。

ピルによっては、ニキビや肌荒れを予防してくれます。例えば、ダイアン35は避妊より先にニキビ改善で開発製造された低用量ピルなのです。これまで化粧品や塗り薬など他に頼っていた人が、常用することで効果があったという声もたくさんあります。

常用する不安の解消

妊婦 常用することで一番心配される一つが不妊についてです。ピルを止めれば妊娠する体に戻ります。排卵がまた始まるのです。あくまでも赤ちゃんを産める体をキープするための避妊ということを間違えないで欲しいと思います。ピルを止めて2~3ヶ月は子宮の内膜が正常に作用するまで待つ方がいいかもしれません。90%以上のピル服用者が1年以内に妊娠しているというデータもあります。(この中には元々不妊症である人は排除していません)

もう一つが副作用でよく言われる血栓症についてです。血栓症は非常に少ない確率で発症しますが、念のために血液検査などの検診を定期的におこなうことで未然に防ぐこともできます。また、本来の病気を見逃してしまう可能性もあるので、目的もなくただ飲むことは避け、不要な場合は服用をストップすべきです。骨盤の歪み・骨盤底筋の弱体化・冷えやすい体質で、体に不調があらわれている可能性もゼロではありません。

初めてピルを飲む人は、どうしても最初に副作用的な違和感を感じる人がいます。飲み続けて体が慣れていくと、そのうち症状がおさまる場合がほとんどです。しかし、それでも長期間症状が変わらないようであれば、ピルを変えてみるのも一つの方法です。

最後に気をつけたいのが、しっかりと本物のピルを飲み続けるということです。通販での購入は安いですが、偽物が中にはあります。値段を見て安いだけで飛びついてしまうと、偽物の可能性が高くなります。信頼のおける通販業者から100%正規品の本物を購入して、効果のあるピルを服用しましょう。偽物はピルの使用目的を達成できないだけでなく、余計な副作用までもが発症する可能性がありますので十分気をつけてください。偽薬の中で体にいいものはありません。

常用をしてはいけないもの

ウォーキングする女性 ピルには低用量ピル(トリキュラー・マーベロン・ダイアン35・ヤスミン・ヤーズなど)とアフターピル(アイピルなど)がありますが、アフターピルの常用は絶対にしないでください。アフターピルの連続使用は禁止されており、逆に不正出血や生理不順がおこったり、さらには重篤な副作用が起こるおそれがありますので、正しい方法で使用してください。

アフターピルは多量の女性ホルモンを一度に取り込むことで、人工的に生理を起こし避妊効果を得ます。この作用から推測できるように性行為をするたびに何度も飲むことは体に負担を掛け、よくないことです。アフターピル=緊急避妊薬は文字通り緊急の場合のみです。常用ではなく常備するようにしましょう。続けて使う常用ではなく、使う使わないに関係なく常に薬を常備するのです。

また、低用量ピルに関しては、飲むペースはまちまちのケースは危険です。例えば、1ヶ月飲んで1ヶ月休み、また1ヶ月飲むという服用の仕方は、ホルモンバランスが狂ってしまうので危険な使用方法です。飲むなら3ヶ月連続で飲むくらいが望ましいです。もちろん、飲み忘れたり、1日おきでピルを飲むことも効果は薄れていきますので注意してください。正しい用法・用量でピルを飲むことでしっかり効果があらわれ副作用も限りなく減らせるのです。

必要なければもちろん常用することはありません。また、安全な薬ではありますが、薬だけに頼り続けるだけではなく、本来の体の免疫力や体調を整えることも大事です。バランスのいい食事の改善、ウォーキングなどの適度な運動なども大切なポイントです。