低用量ピルは安全性・避妊率ともに高い避妊薬です。

☆低用量ピルとは?

低用量ピルとは? 低用量ピルの値段や効果についてご存知でしょうか。
ピルとはアメリカで開発され、1960年代から世界中で使用されている、安全性の高い避妊薬のことです。
ピルは経口避妊薬とも呼ばれ、卵胞ホルモンと黄体ホルモンを主成分としています。
これらはもともと女性の身体で作られているホルモンであり、安全性も心配ありません。
ピルによってその濃度を左右することで、妊娠を防ぐ効果があります。

ピルの主な効果は、卵巣を休眠状態にすることで排卵を抑制することです。
このため、いざ精子がやって来ても卵子がなく、受精が成立しません。
さらに、子宮内膜が厚くなるのを防ぐ効果があります。
子宮内膜とは、いうなれば受精卵のベビーベッドのようなものです。
受精卵が着床しやすい環境を作り、衝撃などから優しく守っているのです。
通常であれば、月経周期に伴ってこれが厚みを増し、着床に備えます。
しかし、ピルを飲んでいると内膜自体が厚くならないため、受精したとしても着床できなくなります。
また、頸管粘液の濃度も変化させます。
粘液を濃くすることで子宮の入り口が狭くなり、精子が入ってくるのを阻む効果もあります。

このような効果によって避妊を行うのですが、ピルはもともと中・高容量のものしか認可されていませんでした。
月経不順などの治療を目的としており、避妊目的では処方できなかったのです。
このため、本来避妊目的であれば低い濃度のピルで十分有効なのに、高濃度のものを転用するしかなかったのです。
濃度が高いと、当然吐き気やむくみなど様々な副作用が出やすくなってしまいます。

そこで登場したのが、低容量ピルです。
低容量ピルはその名の通り、含まれるホルモンの量を限界まで低くしています。
低いとは言っても、避妊という目的であれば、濃度を低くしても上記のような効果は十分得られます。
低容量であるため、高容量のものと比べると副作用が起こる可能性は非常に少なくなります。
ただ、ぎりぎりまでホルモン量を抑えているため、飲み忘れると効果が持続できなくなりますので、アラームなどを利用して毎日同じ時間帯に服用するようにしましょう。
また、低用量ピルの値段は割安になる場合が多くあります。
生理痛など月経トラブルで悩んでいる人には、それが軽減されることも多いようです。
ホルモン剤だから・・・など、必要以上に怖がる必要はありません。
まずは婦人科を受診し、医師と相談のうえで低容量ピルから試してみてはどうでしょうか。