ピルによって動悸が起こる可能性がありますが、体が慣れると落ち着きます。

動悸

息苦しくて、心臓がドキドキする。このような動悸の症状がピルを服用することで起こる可能性があります。と言っても、ピル使用者の1%未満という非常に低い割合で起こる症状です。過剰な心配は必要ありませんが、この症状がひどくなると、血栓症などの恐れがあるために注意が必要です。

動悸の症状と対処法

動悸が起こった女性 他の副作用同様、動悸が起こる原因の一つは黄体ホルモンであるプロゲステロンの増加です。ピルの服用でホルモンのバランスが乱れ、プロゲステロンが増加し、卵胞ホルモンのエストロゲンが減少する場合があります。まさにその状況が動悸を引き起こすかもしれないのです。

プロゲステロンは、肺などの呼吸をコントロールする器官を刺激する働きがあります。肺が大きくなったり小さくなったりすることで、肺の中に酸素を取り込みます。酸素を吸い、二酸化炭素を吐くという一連の流れが呼吸のリズムですが、そのリズムが乱れることによって動悸や息苦しさの症状が見受けられるのです。

また、ホルモンバランスが乱れることで自律神経も乱れ、呼吸がしにくくなるケースもあります。不安やストレスといったメンタル面でも大きく左右されるのが呼吸なのです

もし、動悸が起こった場合、大きくゆっくりと深呼吸をすることでリラックス効果とともに次第に動悸が改善されてきます。ゆっくり大きくするということがポイントです。また、肺が圧迫されないように姿勢にも注意してください。

寝ている際には、体の左を下に向けてみてください。これは子宮から心臓に向かって血流が良くなる体勢です。仰向けは心臓や肺が圧迫されるので避けてください。

また、足を高くして寝るのも効果的です。足を高くすることで血行が良くなり動悸が緩和されます。枕やクッション、タオルなどを置いてみてください。上半身を起こす体勢も、肺が圧迫されるのを防げるために呼吸がしやすくなる体勢です。クッションなどを上半身に置くことで、上半身を高くして寝るのも効果的です。

ただ、気になるようなら早めに医師に相談をおすすめします。飲みはじめに起こる副作用で、体が慣れてくると次第に解消されるとは言え、やはり不安な気持ちはそのまま呼吸器官への影響は少なからずあるためです。また、違う病気が隠れている可能性もゼロではありません。不安がなくなるまで調べてもらうといいでしょう。