ピルを飲むことで胃痛や胃もたれの症状の出ることがありますが、体が慣れてくればなくなる副作用です。

胃痛・胃もたれ

ピル服用によって、胃痛の症状が出るケースがあります。かなり割合が低いため、副作用のマイナートラブルの中でもめったにないケースになります。その要因と対策を考えてみましょう。

胃痛の要因と対策

腹痛の女性 ピルを服用することで、一時的にホルモンバランスが乱れます。これによって、まずは自律神経が乱れ胃痛に繋がっていくパターンがあります。ピルを服用しているしていないに関わらず、自律神経が乱れると自律神経の交感神経が増え、胃腸のはたらきが弱くなります。また、自律神経の副交感神経が増え、胃が炎症しやすくなります。このように、自律神経の交感神経や副交感神経が乱れることで、胃痛やそれにともない胃もたれなどを引き起こすわけです。頭痛などもこれが原因の場合が多いです。

また、黄体ホルモンのプロゲステロンの分泌が増加することで、プロスタグランジンという痛みホルモンの分泌が増えて胃痛に繋がっていくパターンもあります。プロスタグランジンは子宮だけでなく、胃など他の臓器も収縮するはたらきがあり、直接胃痛の原因となります。胃が収縮されることで胃痛を引き起こしてしまうわけです。

タイミングとしては、休薬期間になると胃痛が起こりやすくなります。消退出血することでプロスタグランジンの分泌量が増し、痛みが胃痛へと繋がっていきます。プロスタグランジンの分泌量が多いだけ、収縮も激しくなり痛みもそれだけ増します。

胃痛がおさまらない場合、市販の胃痛薬と併用しても問題ありません非ステロイド性抗炎症薬などは、プロスタグランジンのはたらきを抑え痛みをコントロールできます。また、普段から血行を良くして体が冷えないようにすることも大切です。ゆっくり大きく呼吸することも血行を良くするひとつです。

体を冷やすことは、胃痛だけではなくあらゆる痛みを引き起こす原因ともなりますので、注意が必要です。特に、首・手首・足首は大きな血管が通っているため、部分的にでも冷えないように配慮してください。体を温める食材としては、根菜類や生姜です。

食事の際はゆっくり噛むことで唾液を出し、胃液に含まれる胃酸をなるべく出さないように胃を傷つけないようにすることも大切です。ゆっくり噛むことでかなり改善できます。さらに気をつけて欲しいものに脂肪分があります。体内に脂肪分が蓄積されると、それがプロスタグランジンの原料となってしまうので、脂肪分の多い食べ物は控える方が無難です。カフェイン、アルコールも生理中は控えた方が良さそうです。