ピルを飲むと腹痛が起こる可能性がありますが過剰な心配は無用です。

腹痛・下痢

軽度なピルのマイナートラブルとして経験してる人もいる腹痛。腹痛から下痢や吐き気の症状が見られるケースも見られることがあります。これはピルを服用して引き起こされる症状なのでしょうか?

腹痛の症状と対処法

腹痛の女性 ピルを飲むことで起こる腹痛のタイプは、生理痛に似た症状の場合が多いです。下腹部に見られるチクチクした痛み、または鈍い重たい痛みや締めつけられるような症状です。当然ながら症状には個人差が見られます。ただし、不正出血をしているケースなら、子宮の収縮が必要以上に起こり下腹部が張って違和感のあることもあります。心配であれば医師の診断を受けてみて下さい。

さらにピルを使用することで便秘になってしまう人も中にはいます。便秘が原因で腹痛を起こすケースもありますので、その場合は水分を多めにとったりできる限りの軽度な運動をすることで緩和されることもあります。

これが起きる原因は他の副作用と同様に、ホルモンバランスの乱れで生じる場合がほとんどです。ピルによってエストロゲンの卵胞ホルモンとプロゲステロンの黄体ホルモンの作用を調整するため、結果として自然の流れに逆らっていることになります。よって、どうしても副作用が見られるケースがあるのです。ピルを使用することで妊娠初期の状態に近づけているため、腹痛以外にもつわりのような吐き気などが引き起こされることになります。

ピルを飲むことで体内のホルモンのバランスが乱れるわけですが、これは飲み始めの頃によく見られ、一時的な乱れが大半を占めています。よって、ピルを飲み続けてホルモンバランスが安定し体が慣れてくると、この症状は見られなくなります。

また、この腹痛は休薬期間やピルの服用を止めた後にも起こることがありますが、これも同様にホルモンの一時的なバランスの乱れからくるものと考えられます。

ちなみに、腹痛の発生率はピルの種類によって違いますが、5%未満のケースがほとんどです。マーベロンに関しては、1%未満というデータもあります。腹痛がしばらく続くようなら、医師の診断を受けた方が無難ですが、ほとんどの場合がしばらくたつと消えていくことがほとんどですので過剰な心配は無用です。また、ピルの種類を変えてみるのも一つの方法です。

市販の痛み止めとの併用は特に問題はありませんので、痛みがかなりあるようなら痛み止めの服用も大丈夫です。また、下腹部を冷やさず注意して血行を良くしましょう。また、もし服用後3時間以内に下痢をしてしまった場合、ピルの成分が体に吸収されていない可能性が考えられますので、再度ピルを服用することが必要です。嘔吐してしまったケースも同様です。